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【BLOG】スクールでの出来事

スクールでの出来事

先日DESAFIOでパスの練習をしていました。
パスをしたら次の列に並ぶというやり方で行なっていると始めは均等な人数で並んでいた列が徐々にバラバラになっていきました。
そんな中、1人の男の子がパスをしたあと周りを見渡し、次の列に並ばずに同じ列にもう1度並びました。
その子は次の列の人数が多いこと、自分が今いる列の人数が少ないことを見て、サッと同じ列に並びました。
私は練習を止めてその子に聞きました。
「なんで同じ列に並んだの?パスしたらつぎの列に並ぶように説明したよね。」
それを聞いた男の子は、
「周りを見たら人数が多い列と少ない列があって、そのまま僕が移動すると練習がスムーズに進まなくなると思ったからです。」
と答えました。

それを聞いて私は、
「素晴らしい!」と拍手をしました。
その後子どもたちに説明しました。
先生に言われた通りにだけやるんじゃなく、
その時の状況に合わせて自分で判断して周りと違うことを恐れず行動したことを褒めてるんだよ。
今ここで大事なのは、練習がスムーズに進んで、集中して練習ができるようにすること。
そのために練習のやり方があるんだよ。

子どもたちが
物事の本質を見抜く力
自分の意思を持ち発言、行動する勇気
を持てるよう伝えて行こうと感じた1日でした。


【イベント】ERIC CUP 卒団・卒業記念大会 を開催しました!


3月21日(月・祝)高松市西部運動センターにて「ERIC CUP 卒団・卒業記念大会」を開催しました♪

約1年3か月ぶりとなるERIC CUP。
今回は3月開催ということで6年生の更なる成長、活躍を祈願して、卒団・卒業記念大会とさせて頂きました。
総勢37名のお子様が参加しました!
まん延防止等重点措置期間中ということもあり、幼稚園・保育園児クラスは開催せず、小学生のみの小規模開催とさせて頂きました。
今大会、「DESAFIO」の6年生がお手伝いとしてERIC CUPをサポートしてくれました。
みんなありがとね。

今回は1年生~3年生の低学年の部、4年生~6年生の高学年の部に分かれて試合を行いました!

サッカーの原点は「楽しい」ことです♬
サッカー中にみんなの笑顔が沢山見られました(^^♪
嬉しさ、悔しさを仲間と共有すること、ものすごく大事なことです。
その中でもボレーシュート、ヘディングシュート、顔面ブロックなど多くのスーパープレーが見られ、大いに盛り上がりました!

低学年の部優勝 ピンクチーム



高学年の部優勝 緑チーム



優勝おめでとうございます!

また休憩中に昨年夏のイベント時に大盛況だったお菓子釣り、「DESAFIO」6年生とのPK対決がありこちらも大いに盛り上がりました!
お菓子釣りは昨年夏からバージョンアップ。水が入り難易度が一気にアップしました!
釣り竿は紙でできている為、ちぎれてしまう子供達もちらほら…
無事みんなお菓子を釣ることができました♩
PK対決では、キーパーが反応できないくらい強いシュートを打つERICの子供たち、際どいシュートに愕然とする「DESAFIO」6年生が印象的でした!



表彰式では優勝チームはトロフィーと一緒に写真を撮りました。
参加賞にはまさかの当たり付き( ゚Д゚)
リュックやタオルなど豪華景品をゲットする子供たち!
おめでとうございます!

最後にコロナ禍の中、開催できたことに感謝いたします。
イベント中、消毒、試合以外ではマスク着用など感染防止対策にご協力いただき、ありがとうございます。
今後も楽しく、盛り上がるイベントを開催していきますので宜しくお願い致します!



【BLOG】スクールでの出来事

スクールでの出来事

こんにちは!
木村(しゅん先生)です。

エンジョイスポーツクラスではスクールの最後に毎回頑張った賞を選んでいます。
頑張った賞は子供たちのモチベーションとなっていますが、自分が選ばれなかったらいつも悔しがりすごく落ち込んでしまう子もいます。
その子は頑張った賞に選ばれるためにいつも一生懸命取り組んでいますが当然、選ばれない日もあります。
先日のスクールでもその子は一生懸命頑張っていましたが最後のゲームで他の子が活躍したため他の子を頑張った賞に選びました。頑張った賞を発表したあと今日も落ち込んでしまうのかなと様子を見ていると選ばれた子の方に寄っていき「頑張ったね」と声を掛けてあげていました!

自分が選ばれなくて当然悔しかったはずですがその気持ちを抑えて選ばれ子を称えてあげており成長を感じました!
ちょっとした事ですが普段のスクールでも子供たちの同士のコミュニケーションの中で相手を思いやる気持ちや声掛けが多く見られます。

これからもERICを通して成長していく子供たちを温かく見守っていきます!


【BLOG】環境の変化

~環境の変化~
子供達は大人以上に環境の変化に敏感です。
スクール中…
・○○さんはお休み?
・この道具は何に使うの?

など、ほんの少しの変化にも気が付きます。

そんな中、先生がお休みをした日がありました。
・○○先生は来てないの?
・なんで来てないの?

など質問が飛び交います。

そこにお休みした先生のことが大好きで、先生に甘える子供がいました。
その日、大好きな先生はお休み…
どのようにスクールを過ごすか気になっていました。
・気分を損ねないだろうか…
・楽しくできるだろうか…
不安がよぎりました。

しかしそんな心配をよそに、とても楽しく元気に真面目にスクールを行っていました。

「自立」

そんな言葉が頭をよぎりました。
10歳にも満たない子供に「自立」という言葉は早いかもしれませんが、そう感じ取ることができました。
大きな成長です。


小さな環境の変化一つで、子供に大きな成長をもたらしてくれます。
ERICには環境の変化がつきものです。
・スクール中の天候の変化
・お友達のお休み
・季節

そんな中で子供達は環境の変化に気づき、それに対応しようとします。
その対応が子供達の成長に繋がるのです!


【BLOG】遊びの中で育つモノ

~遊びの中で育つモノ~

スクール前やスクール中の子どもたちと一緒に混ざって身体を動かすことがあります。
子どもたちの表情や声、息遣いなど一緒にプレーすることで、
周りで指導をしていると気が付かないことに気づけたりします。
一緒に動いて最近強く印象に残ったのは、

『子どもたちには子どもたちの世界がある』

ということです。

子ども同士のやりとりを見ていると、
こうすれば、ああすればお友達と上手くコミュニケーションがとれるのに、、、と色々感じます。
でもそれは当然のこと。
まだ社会での生活を数年しか経験していない子どもたちと、
数十年経験している大人では当然相手の気持ちや感じる力には差があります。
コミュニケーション力もいきなり身に付くわけではなく、少しずつ育っていくものだと思います。

友達と笑ったり、泣いたり、喧嘩をしたり、、、
色々なやりとりを子ども同士で経験して少しずつ育っていくものです。
ですがその経験が家庭、学校、習い事の中でも減ってきているように感じます。

見守ってあげる前に手を差し伸べてしまう。
解決策を与えてしまう。

そうすると子どもたちで経験できる機会を奪ってしまうことになってしまいます。
良かれと思ってやることが子どもたちの成長を止めてしまう可能性があります。
ですが放置するわけではなく、子どもたちを見守りながら、ときに解決のきっかけを渡してあげる。
そして子どもたちで考え、進んでいくことで成長に繋がるのではないかと思います。

私たちの描く成長ではなく、子どもたち自身が自分のことが好きになれるよう成長していってくれることを願っています。

コロナ禍で人と人との関わりが減っている今だからこそ、
子どもたちの世界を大切にしてあげたいと思います。