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【BLOG】子供同士の「ケンカ」について


【子供同士のケンカについて】

「ケンカ」

皆様はこの言葉をどのように感じますか?

・よくないこと
・すぐに止めないといけない

こう思うかもしれません。

しかし私は「ケンカ」も成長のチャンスだと思っています。
ERICのスクールでも「ケンカ」は起こります。

・自己主張のぶつかり合い
・闘争心のぶつかり合い
・順番の取り合いなど...

子供たちはケンカや衝突を通して人との関係の築き方、怒りや悲しみなどいろいろな感情を体験します。
ケンカは成長のチャンスになりますが、そこに私たち大人がどのように関わるかがとても大事になってきます。

①まずは子供たちに任せる
子供たちが自分で解決する力を持っていると信じ、見守ることが大切です。
※手や足が出ている際はすぐに止めに入り話を聞きます。

②解決しない時はお互いの話を聞く。
まだまだ自分の思いが上手く伝えられないことも多くあります。
ケンカをしている子同士、平等に話を聞き共感してあげます。

③相手の気持ちを一緒に考える
ケンカの最中はつい興奮して自己中心的な考えになってしまいます。
相手の立場に立ち、違った視点から物事を見ることで解決に至ることもあります。

④一緒に解決策を考える。
大人がすぐに答えを出し解決策を与えるのではなく、自分たちで解決できるようにヒントを出します。

最近、実際に私が指導している会場でも子供達同士のケンカが起こりました。
今するべきじゃないことをしている子を指摘したのがケンカのきっかけでした。
最初はしばらく様子を見守っていましたが収拾がつきそうになかったのでお互いの話を聞き、相手の立場になって考えることで解決の糸口を見つけ出すことが出来ました。
そして数分前までケンカをしていた子供達も気づけば笑いながら楽しくコミュニケーションをとっていました。

子供は様々な経験を経て、どんどん成長していきます。
私たち指導者は常に子供の成長を全力でサポートしていきます!

木村(しゅん先生)